ポリブテン管の特徴と用途
1)高温時でも優れた内圧強度を発揮します。
高温状態で長時間使用しても強度の低下はほとんどありません。
2)衛生的で安心です。
有害物質の溶出や、赤サビ・青サビの発生などによる水質汚濁がなく、衛生的なパイプです。
3)内面が滑らかで流れがスムーズです。
金属管に比べて内面が滑らかで摩擦抵抗係数が小さいため、スケールなどが付着しにくいパイプです。
4)施工性に優れています。
軽量で取り扱いやすく、切断、接合などの施工が簡単です。
特に小口径管は、長尺(巻物)のため、エルボ、ベンドを使用しない引廻し配管ができます。
5)信頼性の高い接合ができます。
融着接合の場合、接合面が一体化し、十分な強度が得られます。
また、小口径管はメカニカル継手を使用して容易に接合できます。
6)保温・保冷効果に優れています。
熱伝導率が鋼管の1/250、銅管の1/1700と小さく、管内流体の保温・保冷性に優れています。
7)耐薬品性に優れています。
酸・アルカリ・塩類・アルコール類(特定の薬品を除く)などには、高温時でも安定しています。
また、不凍液や潤滑剤などにも安定しています。
8)電気絶縁性に優れています。
電気絶縁性が良好ですから、金属管とは異なり電気腐食の心配がありません。
また、パイプを伝わっての漏電を起こすこともありません。
【用  途】
  1)ビル、建物内の給水・給湯・冷暖房配管
  2)戸建住宅、施設物件の床暖房配管及び給水・給湯配管
  3)温泉等の引湯管
  4)太陽熱集熱器からの温水配管
  5)温室、ビニルハウスの暖房配管
  6)豚舎、鶏舎の床暖房配管
  7)降雪地域のロードヒーティング(融雪)配管
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